梅村工務店のこと
構造のこと
◇住まいに強さとしなやかさを◇
2016年に起きた熊本地震。その現場を、現場監督全員で視察に行きました。
この経験は大きく、自社では《つくる責任》として何が家づくりに必要なのかを常に考えています。
▷大きな地震への備え《耐震構造》
構造材はJAS認定の国産杉やひのきを使い、1本ずつ強度計算されたものを使います。そして、それぞれの特徴を活かし適材適所に配置します。
台風や地震の力を受けた際、各部材にどれくらいの強度が必要なのかを計算する「許容応力度計算」も行います。
そして全棟、耐震等級3を基準とし国の定める長期優良住宅の認定を取得しています。
▷夏は涼しく、冬は暖かく《断熱性能》
断熱は使用する断熱材も重要ですが、気密性もとても大事。
構造材の継ぎ目やサッシ、配管まわりなどに気密シートを丁寧に貼ることで隙間風をなくし建物全体の保温性能を高めます。
断熱性能が高いと、少ない熱で部屋を温めることができ(省エネ)各部屋の温度差が少なくなり健康に快適に暮らす事ができます。
▷永く安心して暮らしたい《耐久性能》
時が経てば家の様子も変わってきます。劣化により、不具合が生じてからでは大変です。
維持管理しやすいように様々な工夫をしています。容易に点検できるよう「床下」「水まわり」「小屋裏」などの劣化が比較的発生しやすい所に「点検口」を取り付けています。
また配管に関するトラブルは多いので、将来のメンテナンス、配管の交換や清掃がしやすい家づくりをしています。