コラム
まちの明かり
まちを歩いていて、古い建物に気づくことがあります。
昔タバコ屋さんだったのかな?タイルでできた出窓からおばあさんがのぞくところを想像してみます。明かりの消えた建物は息をひそめて何をみているのでしょうか。
まちのそこかしこにお店があって、日用品なら車に乗らなくても買い物ができたのはだいぶ昔のことに。
でも最近自宅でパンを焼いたり、趣味の雑貨をつくってマルシェなどで販売される方が増えてきました。自分がつくったものを喜んでくれる人がいるってそれだけで嬉しいですよね。暮らしと仕事が少し近づいて、売る人と買う人も身近になってまちに賑わいが生まれたら。
そんな気持ちで、私も小さなお店をはじめます。
まちの人とつくる小さなお店です。
まちにもつくる人にも明かりがひとつ灯りますように。
住まいにとって大切なこと
そろそろ薪ストーブの季節ですね。
この頃は窓の外の紅葉を眺めながら仕事ができる幸せを感じる梅村工務店の梅村です。
事務所を移転してから私は、
必要なものがすぐに手に取れる便利さや
室内の快適さ
庭の紅葉を拾うことにも
幸せだなぁ。なんて幸せなんだ。
と他愛もないことに喜びを感じることができるって住まいにとって
本当はとても大事なことではないかと身をもって実感しています。
住まいは器です。
生活とは私たちが日々過ごす時間の大部分を占めます。
そこが”何をしていても幸せ。”と感じれるかどうかは
瞬間から毎日、一年、何十年と積み重ねていったら幸せの度合いは掛け算で増えていくのではないでしょうか。
その幸せの瞬間を作り出せるよう、私たちは日々考えたり勉強したりしています。
まもなく上棟するお住まいは、そんな勉強の時にお会いした浜松の”樹々匠建設”さんが設計された家です。
工務店激戦区といわれる浜松でも特に人気の高い工務店さんで、性能+デザイン+αを確立されています。
その+αは住まい手さまにとっての毎日の幸せを体現されているからこそ、業界をリードし続けておられるのではないかと。
その姿勢に、家をつくるものとして深い学びと刺激をいただいています。
上棟ができたら、きっとその美しい躯体や心地よさを支える断熱などがそこに現れることになると思います。
私たちももちろん住まい手さんもきっと楽しみにしておられるかと。
一つひとつの工程に心をこめて進めてまいります。
薪ストーブ参上!
"はらっぱの店"オープンのお知らせ
こんにちは。梅村です。
事務所の窓から見える紅葉が一層赤くなり、秋を感じられるようになりました。
事務所も整えていますが、ご不便をおかけしているところもあります。
もうすぐ整備されるのは駐車場看板です。
これで少し駐車スペースがわかりやすくなるはずです。
つくってくれた小島さん、坂本くんありがとう。
事務所の引っ越し、マルシェとイベントが続きの秋ですが
もうひとつのプロジェクトがスタートします。
事務所のある新しい建屋の中ではじめる小さなお店。
名前は”はらっぱの店”です。
このお店は梅村工務店の建屋の一角にある
~暮らしと出逢う~をテーマにした小さな販売スペースです。
地域の素材を使った食べ物、カラダや環境にも優しいもの。
毎日の暮らしがちょっと楽しく豊かになるようなものをお手に取っていただけたら。
私たちは家をつくる仕事をしていますが、家は建てて終わりではなくて
住む人の暮らしが豊かになることを目指しています。
私たちのお店でそんな暮らしのお手伝いができたら嬉しいです。
オープンするはらっぱの店で皆さまにお会いできることを楽しみにしております。
出店者さんや販売商品、お店の様子をご紹介してまいりますので
新しくはじまったはらっぱのインスタなどもどうぞよろしくお願いいたします。
安くない
こんにちは。
梅村工務店 梅村です。
先日外壁の塗装と、内窓工事の契約をさせていただきました。
その方は30年以上前からお世話になっていて私の数年間のOL時代(死語?)を知っている方です。
「梅ちゃん、よろしく頼むよ。よくわからんから、任せる。」
という言葉にありがたく感謝しつつ、そしてしっかり工事しますと心に誓うのでした。
今回は、住宅省エネに関する補助金の対象となる工事があるためその部分については年末に向けて急ピッチで進めていく予定です。
①内窓工事を全室するのか?
②床下断熱吹付工事をするのか?
が、ご家族で意見が分かれましたが、その時のポイントは
①常時使用する部屋かどうか?
②床下からスースー寒さがあがってくる感じがするかどうか?
で決めていきます。
今回は高齢のお母様を引き取るため、使用する部屋が一階二階両方にあるので内窓工事は家全体をおすすめしました。
逆に一階のみご夫婦で使用される場合にはまた別のご提案もできます。
また、床下から寒さがあがってくる感じがするということで床下の吹付断熱の有効性もお話して採用となりました。
床下の吹付断熱は断熱材が厚くなる効果のほかに、実は隠れた隙間をふさぐ効果があります。
隙間があると温かい空気が屋根裏に逃げて、その分の空気が下から入ってきてしまうことを防ぐことが期待できます。
床下を断熱材で覆う前に、防蟻工事や水漏れ点検など必要なことはありますが、寒さ対策には高い効果があります。
「内窓やろうかな?」と相談を受けたとき、一緒に提案させてもらったのですが、しっかりと話を聞いてもらえて採用となり嬉しく思います。
内窓や床断熱、外壁塗装などを合わせると大きな金額になってきます。
でも、工事をする範囲や、やり方で効果だけでなく今後の家の耐久性にも関わってくるリフォーム工事。
家全体のこと、住む人の暮らし方を考えながら提案していきたいです。
「安くないけど、高くない。」と満足してもらえたらと思います。
これから工事が進んでいきますが、宜しくお願いします。
※内窓とは、、、既存の窓をそのままの状態で室内側に新しく窓を取り付けること







