コラム
2025-02-17 10:00:00
激動の時代の建物
最近、明治時代にはまっています。
以前から好きだったのですが、明治時代の建築家 妻木頼黄の小説を読んでからさらに興味がわくようになりました。
それまで武士だったり、何者でもなかった人たちが時代に求められて海外の建築を学び日本の伝統や風土、
その土地の特徴をとらえながら町をつくり、産業をつくっていったのです。
そんな明治時代の建物を見ることがライフワーク化してきました。
今、変革の時と言われたりもしますが明治時代の変化からしたら動じている場合ではないと思ってしまいます。
明治時代の建物を見ていると、日本が近代国家ですよと海外にアピールするためのものがあったり、
産業をしっかりとやっていくための堅牢なものがあったりします。
私が妻木頼黄を好きなのは、堅牢なものも使う人のためを思って細やかに設計することで、永く使いやすいものになっているところ。
そして子弟や取引先を大切にするところ。
今残された文献でしか知ることができないので私の思い込みも入ってますが。
変革の時代も大切なことを忘れず、地に足を付けていきたいと思います。