コラム
やすらぐ場所
約20年前に販売させていただいた土地。
時を重ね、人生の節目を迎えられ新たな選択を。
ご主人と大切にされてきた場所を手放す決断をされ、私どもの会社で売却のお手伝いをさせていただくことになりました。
場所は国道301号線を東へ向かい、下山地区を抜けて岡崎市に入ったところです。
現地には小さな休憩小屋が建っています。
奥様はご主人と二人で、畑をしたり、庭で果樹を育てたり、大切な時間を過ごされたと伺いました。
実際現地に行ってみると、行くまでの道中も含め樹々がもこもこと新緑を競り合い、なんとも言えない良い空気が漂っていました。
お隣りの方はニワトリや
ウサギを飼われて
楽しんでおられました。
帰り道、下山の里で五平餅を買おうとお店に入ったらすごい人で
みなさん、新緑の季節を楽しみに来られたのだなと思いました。
とかく、物騒なニュースが多い世の中ですがやわらぐ場所を誰しも求めたいものです。
旅に出る、温泉に入る、それも大切ですが落ち着ける場所はそんなにたくさんはなくて、
「やっぱここだよね。」と大切な人と言い合えるのはかけがえのないことなのでは、、。
と思ってしまうのでした。
今回の販売物件はコチラです。
ツーリングin半田赤レンガ建物
梅村工務店恒例のツーリングへ行ってきました。
今回は半田赤レンガ建物と三河湾グルメの旅。
お客さん、職人さん、インスタを見てご参加2回目の方、うちのスタッフの混成メンバーです。
本日は半田赤レンガ建物に向かいます。
豊田市から半田まではわりと直線で行くことができます、がその中で衣浦豊田道路と衣浦トンネルという有料道路があるのですが、監督大地の125㏄バイクも参加するため通行できるか調べたら通れました!
実は会社のスタッフだけで事前練習に行った際、この二つが通れないとルートが複雑になってしまい大変でした。
通行可能でよかったです。
半田赤レンガ建物。青い空に赤レンガが映えていいですね~。
半田赤レンガ建物は、明治時代に「カブトビール」の工場として建てられた歴史的建築物で、設計したのは横浜赤レンガ倉庫や日本橋も手掛けた妻木頼黄の設計です。
私は妻木頼黄のファンですが、中でもこの半田赤レンガ建物はとても見どころの多いものだと思っています。
レンガ積の中に断熱の空気層を設けたり、木造の軸組にレンガの壁というハーフティンバー様式の建物は見どころです。
もう一つはビール工場としての歴史です。
明治時代の日本ビール黎明期に大手ビールメーカーに挑戦するため、製造・販売を始めた「カブトビール」。
地元の有志たちの意気込みと熱い思いも感じながらビールについて学びました。
そして次は一色さかな広場へと向かいます。
こちらは三河湾の新鮮な魚介類の買い物ができ、海鮮丼やお寿司などを食べることができます。
私は煮魚定食にイサキ。おいしかった。あら汁もおかわり自由です。
最後には蒲郡海鮮市場へ。
この場所に行くためには海岸線を走ります。
写真は撮れなかったですが、吉良ワイキキビーチ付近を吹き抜ける風を感じました。
海鮮をお土産に帰ってきて、事務所で参加者のみなさんとイカ焼きやハマグリをいただきました。
一緒にわいわい話をしながら、海鮮をつまむという贅沢な時間ですね。
また次回、計画しますのでご参加いただけましたらと思います。
皆さんお疲れさまでした。ありがとうございました。
おかえり
私が子どもの頃は、父も母も祖父母も仕事で忙しく学校から帰っても「おかえり」と言ってくれる人はいませんでした。
それは近所では当たり前の風景で、子どもは子ども同士で遊んだり習い事に行ったりして過ごしていたように思います。
でも雨に降られてずぶぬれで帰った時は、誰かに「おかえり」と言って欲しかった。家で誰かが待っていてくれるのは特別なことのように思っていました。
自分が母親になり、子どもの帰りを待つことができたかと言えばそうでもなく、寂しい思いをさせてしまったかと今でも心残りです。
私の母がいたときは、孫におやつを用意してくれたり、子どもたちが遊ぶのを見守ってくれていました。近所にゆで卵が好きな子がいて「あの子はゆで卵が好きだなあ」と用意してくれたりしていました。
そのうちに我が家は子どもたちのたまり場に。おかげで妹弟はお兄ちゃんの友達に遊んでもらうことができました。
子どもの小さい時はただ一生懸命で、その日一日が終わったらよし。そんな時おばあちゃんの存在は、子どもにとっても私にとっても大きくてあたたかい存在でした。
子どもは「おかえり」と言ってもらう、それだけでうれしい。
いつか自分がそんなおばあちゃんになりたいです。
『古い家の使えるものを残す』こと
3月某日、ユダ木工さんの弊社の事務所”はらっぱ”に使用したドアの取材でした。
その時、ユダ木工広報尾崎さんからの言葉が「古い家の使えるものを残すことが、愛があり意匠として実現しているのがすごい。」でした。事務所を丁寧に取材していただき、その後の嬉しい言葉に私は胸が熱くなってしまいました。
そしてその週、YKKさん主催性能向上リノベデザインアワードにて”はらっぱ”が選考委員賞を受賞することができました。その際、新建新聞社の三浦さんからの言葉がまた嬉しいものでした。
少しご紹介すると
~リノベは地元に建ってきた建築物を地元の人と素材でバリューアップ、センスアップして魅力と価値を増しさらに永く使い続ける”ド・地元建築”それをつくる”ド・地元工務店”として、、。~
私たちの事務所は元私の実家で60年前に建てられたものです。その時に使われていた素材は近くの山の素材を扱う材木屋さんで丸太を仕入れ、祖父や父が皮をむき墨をつけ刻んで構造を、瓦は三州瓦、足りないものはどこか解体したお宅の材料なども使って建てられていました。
素材も職人も地元。またそれを60年後の私たちが国産材や地元の素材を使ってつくる。
少し前までは見向きもされなかったような普通の古い家を昔の姿を残してリノベーションするということを評価してくださる方々がいる。それが嬉しいです。
今は、リノベーションで建物を意匠的に変えるだけでなく、断熱や耐震を新築のように計算したり、データの裏付けをとったりしてつくる技術も進んできました。ですがまだまだそれは広く一般的に普及しているとは言えません。
今回の工事ではJIN建築工房の小森さんに空調だけでなく、構造、断熱の検討に関わっていただきました。
職人さん、監督、設計スタッフと一緒に知恵を絞りより良いもにすることができたと思っています。
携わっていただいた皆さまに感謝しつつ、一件でも多くの残されるべき建物が住まい手さんのもとに届くことを願っています。
リノベデザインアワード社内祝賀会
3月14日、東京のヒルトンホテルにYKKapさん主催の性能向上リノベデザインアワード授賞式に行ってきましたが、週末に改めて社内報告会・祝賀会を開催しました。
社内のキッチンで蟹鍋をしたり、ストーブで干物を焼いたりという会で、JIN建築工房の小森さんも一緒に黙々とカニをむいたり当日の様子を話したり。
選考委員賞の実感がじわじわと沸いて、やっとピースの写真が撮ることができました。
小森さんのお土産の日本酒を、うちの監督と私でいただき少し飲みすぎました。
うちのスタッフはみんな家づくりが好きで、オタクっぽいほど細かくて、こだわりがありますが、それらをうまくまとめてはらっぱの建物と私たちをリノベアワードまで連れていってくれた小森さんに感謝します。
まだまだ勉強することがたくさんあることを、教わったアワードでした。
ここからがスタートです。
私たちの愛する建物を大切なお客さまに届けられるよう、精進してまいります。
どうじよろしくお願いいたします。






