コラム
手仕事の仲間
先日、はらっぱにて「思い出を紡ぐ布鍋敷きの会」を開催いたしました。
瀬戸で手仕事の集まりを随時開催されている”藁部”(@warawarawarabu)さんのみなさんがから手ほどきをいただき、布や使い古した服を持ち寄り、チョキチョキと切るところから始まります。
以前の布草履の会ではなかった”布をなう”という作業がありました。
チョキチョキと4センチほどに細く切った布を”藁をなう”要領でひねっていくのですが、これが本当に面白くて。これができれば長い縄や、その先にはしめ縄など夢が広がります。
藁部さんは9月に開催されるアジア大会で展示される縄づくりもお手伝いされているとのこと。その成果がテレビなどで拝見できたらと今から楽しみにしているところです。
話がそれましたが、藁部さんはお仕事も地域も年齢も違ったみなさんが、藁を使った手仕事をするためにあつまった会です。
だけれど不思議と一体感があって、気持ちよくワークショップを進行していかれるところは”手仕事の仲間”とでもいうのでしょうか。
誰もが、毎日家に帰れば家の役目、仕事の場では仕事の役目。それぞれの役目があってそれを遂行して毎日が成り立っています。ほんのひととき、そのどちらでもない場所に行く事で、また違った人と違った会話、違った達成感を味わうことができます。
一度のワークショップで終わることなく、また少しできることの増えた自分と出逢い、また次の作品ではちがった目標を立ててつくることができる。
なかなかに奥深い手仕事の経験をすることができました。
藁部の皆さま、お越しくださった参加者の皆さま、楽しい時間をありがとうございました。
またこのような時間をご一緒できましたら幸いです。
少しだけお知らせです。
9月27日に弊社で開催いたします『うめcameマルシェ』に藁部さんが出店いただけます。
今度は本当の縄で鍋敷きを作成します。
初心者でもできるように工夫してくださるとのこと。
また体験してみたい方は、当日お越しください。
事前予約もございます。
お気軽にお尋ねください。
ご近所づきあいがつなぐ安心
防災というと、非常食や水、避難場所の確認などを思い浮かべますが、私は「地域のつながり」も大切な備えの一つだと感じています。
私の祖父母が亡くなった時、葬儀は自宅で行われました。地域の皆さんが集まり、会場の設営や食事の支度、参列者のお世話まで力を合わせてくださったことを、今でも覚えています。当時は当たり前の光景でしたが、今思えば人と人とのつながりの深さを物語る場面でした。
現代では生活様式が変わり、同じような地域の助け合いの場面は少なくなりました。しかし、大きな災害が起きた時、最初に支え合うのは身近な近所の方々です。日頃からあいさつを交わし、地域活動に少しでも関わることが、いざという時の安心につながります。
丈夫な家づくりは災害への大切な備えです。でも、暮らしを守るのは家だけではありません。住まいと人の絆。その両方を大切に育んでいきたいですね。
今日、顔を合わせたご近所さんに一言あいさつをしてみる。その小さな一歩が、未来の安心につながるかもしれません。
手仕事がくれるもの(たべもの)
先日キッチンカーを出してくれたいとカフェさん。
いとカフェさんはスパイス専門店として有名です。
ビーガンカレー
チャイ
果物のソーダやクラフトコーラなど
そのすべてをスパイスの調合から果物を煮るところ
もちろんカレーをつくるとこまで
すべていとカフェのみなさんがつくっておられます。
本当にこだわると往々にして日持ちはせず、作り立てがおいしいかったりします
なので目の前のひとに向けてひとつづつ作って提供するという手間のかかる提供方法になります。
お店がお休みの日はひたすら材料の仕込み。
そんな食べ物や飲み物、いまはなかなかお目にかかることができません。
今度は9月5日に来てくれます。
とっても楽しみです。
夏はエアコンの影響で身体の奥は冷えている人が多いそうです。
スパイスのきいたドリンクや食べ物でいい汗をかきましょう。
並々ならぬ想い
「古い家に対する並々ならぬ想いがありますよね。」的なことを言われることがありました。
確かに年を追うにつれ古い建物が気になりだして道を走るとはっとするほど素敵な建物に目を奪われている自分がいます。
昨日も交差点で目を奪われたのは
低い平屋で茶色の木の建具と雨戸が素敵。目の前の家が壊されて今まで見えなかった建物がみえたのでした。
その方の家まで行って
「もし、直したいようでしたらお声がけください」
と言いたい気持ちでした。
私の思う素敵な建物は昭和の前半に建てられたものが多く、住まい手様もおそらくご高齢でもしかしてその建物にはもうどなたもお住まいでないこともあるでしょう。
若い方には昔の間取りは住みにくいように感じられ、冬は暖房費もかさむメンテナンスもしなければならない。どこかに相談にいけば全部壊して建て替えましょうと言われる。
私は先人の知恵の詰まった、なにより愛すべき屋根の形や、もう手に入らない立派な柱や梁、シンプルな間取りの建物がどんどん壊されてなくなってしまうのが忍びないのです。
そのすべてはちゃんと生かすことができますよ。
必要な工事をすればまだ50年100年この先もずっとこの場所で使い続けることができますよ。とお伝えしたいです。
これは並々ならぬ想いに違いないですね。
1人でも多くの方が、受け継いだものの価値に気づいて一旦立ち止まっていただけたらと思わずにはいられません。
家づくり界隈~樹々匠さん~
先日お引渡しのお宅は浜松の樹々匠建設の大木さんが設計され、梅村工務店で建築させていただきました。
お引渡しの前に、オープンハウスを行う前に、なんと樹々匠さんの大工さん、水道屋さん、設計の方、事務全般されている影のレジェンドなどたくさんの方々がお越しになり、弊社からは大工さん、監督。総勢13人くらい?完成したお宅について見学、という日がありました。
樹々匠さんチームのハイレベルな施工チーム設計チームの皆さんが完成したお宅を見学されるのは一種の緊張感がありましたが、一番驚いたのは20年近くチームで家づくりをされている大工さんがウッドデッキと外の建具あたりのおさまりについて見だしたらずーーーーーーーーーーーーーっと見ておられるのです。
そして「このおさまりはどうやってやったのか」「なぜこうしたのか」をうちの施工した大工さんに聞かれるのです。
大工さんもずーーーーーーーーーーーーーっとそのことについて答えるのですが、これが家づくり界隈のみなさん、すごいですね。
どうやったらきれいにすっきり収まるのか。
長持ちするのか。
使いやすいのか。
話は尽きず、リビング、玄関とつづきまして皆さま5時間くらい滞在されていました。
この尽きない探求心こそが樹々匠さんをより高みにあげていかれるのだと思いましたし、そんなみなさんに教えていただきながら樹々匠さんの家を建てられたうちのチーム梅村工務店もよくやった!と言いたいです。
皆さんとウッドデッキでお弁当を食べさせていただきました。
このような時間が持てたこと本当にありがたく良い時間でした。
お施主様、樹々匠さんチームの皆さんありがとうございました。
まだまだよい家をつくっていきたいです。

