コラム
2025-12-08 10:00:00
空気の入ってくる場所
今のお住まいに暖かい部屋と寒い部屋はありますか?
以前、私たちはコーヒーを淹れるためにカップを温めていました。キッチンにあるカップはとても冷たかったからです。
なぜ、暖かい部屋と寒い部屋があると思いますか?
そうです。暖房をしている部屋と、していない部屋があるからです。
でも温めたらもう少し家中にあた鯛空気が回っても良さそうですが、どこかに行ってしまうのですよね。
どこに消えていってしまうのでしょうか?
なんだか天井の向こう側に行っている気がしませんか?
はい。それは正解。暖かい空気は天井の向こう側に、そして消えていった空気の代わりに入ってくるものがあります。
それは冷たい空気。いやですよね、でも出て行った分入ってくるのです。それも床と壁の隙間など、一番寒くなってほしくない足元から入ってきます。
隙間風です。
なんだか冷えるなあ、という時には決まって足元がひんやりしているものです。
今、足元冷えるなあと思われたら隙間風の入ってくる隙間がどこかにあるということです。
ところで、隙間のない家ってあると思いますか?
極力隙間のない家、実は作れるのです。
でも隙間がないと息苦しくならないかな?とか心配になりますよね。
なので、あえて空気が入ってくるところはここですよ~という場所をつくります。そして出口もつくります。
三点セットが大切です。
入口と出口。極力隙間がないこと。
入口は暖房、冷房の装置のそばにつくることが基本ですが、
うちの事務所の薪ストーブのそばの空気の入口に手をかざすと風が入っているのがわかります。
ちゃんと冷たい空気が薪ストーブで温められて建物の中をめぐっていきます。
体験したいよ、という方はお声がけくださいね。
この入口を体感することができます。
わお!!ってなりますよ。

