コラム

2026-04-30 10:00:00

家の敷地と水の流れを計画する。

先回、庭は欲しいというお話の中で、庭にあえて山や池をつくる昔のお殿様の話をしました。

今回は敷地についてです。

家の敷地というと平らなものを想像されるかも知れませんが、自然界に平らな地面というのはほぼ存在しません。

岩や山があり川が流れて地面がつくられていくのですが、その中でどうしても水の流れのように地面は形作られていきます。

ブロックなどで土留めされた土地が平らなのは人工的に作られたものです。

平らだと、当たり前ですが水がうまく流れず水たまりができたり不都合があります。

これを解消すために排水するための枡を設けたりします。

なんだか本末転倒ですよね。

私は、水の流れが自然にできたら余分な枡も必要なく建物と敷地の関係も自然に近づいてとても豊かな風景ができるのではないかと考えています。

車や人の行き来も自然で、かつ暮らしに彩をくれる庭からは樹木や山などがみられる。

そんな風景が浮かぶ敷地を見たとき、とてもワクワクします。

今から家を建てられる方、敷地探しをされている方。

土地探しの時に、家と敷地と水の流れの関係を一度考えてみられたらいかがでしょうか。