愛知県豊田市で家づくりにたずさわり80年
木の家とお庭 梅村工務店 

コラム

梅村工務店は愛知県豊田市を中心に新築・リフォーム・店舗・リノベーションを手掛けている地域密着の工務店です。
「自然と寄り添う・家族と寄り添う」そんな家を手掛けています。
2024-03-28 10:00:00

お家づくりはチームでつくる

お家づくりはお客様、職人さん、現場監督、営業のチームでつくります。

私はお客様のご要望を伺い絵や図面を書き、現場監督はそれを職人さんに伝えてカタチにしていきます。

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この階段にある腰壁の納まりも現場監督のアイデアがたくさん詰まっています。

私からは「階段に腰掛けた時に背もたれにもなって、書斎スペースのカウンターも程よく目隠しになる様にしたい」と伝えていました。

実はこの腰壁をつくる時、壁の高さや厚みはどうするのか?窓枠やカウンターと壁の笠木との絡みはどう納める?壁をつくる材料や仕上げは何にする?と、

この小さな腰壁をきれいに仕上げるために、色んなことを考えないといけなかったのです。

そんな中、現場監督の方から色々なアイデアが出てきました!

色々な意見が出た中で、お客様のイメージに近くて納まりもよく手間もかかりにくいカタチを、現場で最終的に決める事ができました。

 

お家づくりは事前に図面や仕様書を準備します。

細かい部分は現場でバランスを見ながら決めたり、時には図面通りにいかなくて変更する事もあります。

そのたびに職人さんの経験や現場監督の知恵に助けられながらお客様の想いをチームでカタチにしていきます♪

 

2024-03-26 10:00:00

50代からの家づくり

最近は50代の方の新築や大規模リフォームのお話もいただくようになりました。

20.30代とはお家づくりに対する想いも違ったりします。

先日も建て替えをご希望の方とお話しました。

今まではお子さんの教育などに時間やお金がたくさんかかっていたけど、

社会人になったのでようやくお家づくりの事を考えられるようになりましたとおっしゃっていました。

この先は夫婦二人で暮らせる小さな平屋でいいんですとお話くださいましたが、

建てたお家はやっぱり子供たちにも大切にしてもらいたいという想いが聞けて私は嬉しくなりました。

50代からのお家づくりだと、自分達があと30年暮らせればいいからと、それなりに暮らせるお家を検討される方もいらっしゃると思います。

でも、30年後に価値のなくなってしまうお家が住まい手を無くして残ってしまったら・・・

残されたお家や、そのお家を何かしら引き継ぐご家族はどうなるのでしょうか?

価値のなくなってしまったお家は、解体という選択肢を考えなくてはならないかもしれません。

そして解体するのに、たくさんのお金がかかるものです。

自分たちが死ぬまで暮らせる程度のお家が建てればいいやと思っていると、残されたご家族に後々負担をかけてしまうかも。

長く快適に暮らせるお家づくり、世代が変わっても価値のあるお家づくり。

一緒に考えてみませんか?

イベントのお知らせ

 

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2023-12-14 10:00:00

家の中が一年中快適な暮らし

一年中、家中どこにいても快適温度で暮らせるといいですよね。
ではどんな方法で一年中快適をつくるか。
①大掛かりな空調設備を付ける 
②小さな設備で快適温度をつくる
同じ温湿度でもその空気をどうやって作るのかによって、
必要な費用や設備を設置する場所の確保など色々と考えることが変わってきます。
私たちは後からの事も考えると②の小さな設備で快適空間をつくる方法をご提案しています。

小さな設備とはなにか。それは家庭用ルームエアコンです。
一般的に家庭用のルームエアコンをお家に設置するってなると各部屋に一台づつといった感じだと思います。
でもこれでは先ほどの小さな設備ではなくなってしまいます。
エアコン購入取付費用だけで50万以上なんてことも・・・
なので私たちはルームエアコンもできるだけ台数を少なくて済むようなご提案をしています。

先日お客さまとの打合せでこんなお話になりました。
築30年近くのお家にお住まいだったお客様。
今回新築でお家を検討されているのですが、
これまでの生活からイメージする空調と私たちが提案する空調(空調と暮らし方)に
ものすごくギャップがあり意識改革をしないといけないと。

それは、冷房・暖房は部屋ごとにするものから家全体で冷暖房することへの意識改革でした。
冷暖房は扉を閉め切って部屋ごとにするものと思っていたことを、
新しいお家では冷房も暖房も扉は出来る限り全部開けて家全体を快適にする。
こんなことを実践していただきます。

でもなんでこんな冷暖房の使い方をすすめるのか。
これまでのお家でこれをしてしまうと断熱気密が良くなので、光熱費が大変なことになります。
でも私たちがつくるお家は断熱や気密の性能がいいことに加えて、
冬は太陽の熱をしっかり取り込んだり、夏は逆に熱い日差しを家の中に入れない工夫や
吹抜けなど空気が家中に回るようなプランをご提案しているので
エアコンも少ない台数で家中快適温度をつくることができるからなんです。
そしたらエアコンの台数も少なくていいし、光熱費だって抑えることもできます。

だたし、これを実現するには住む人の協力や理解も必要で、
冬の日が出ている時間は出来るだけカーテン等を開けたり、夏は窓の外にシェードやすだれなどを付けるといった暮らし方が大切になります。
つまりお家の性能と住む人の暮らし方が合わさると、年中快適でおさいふにも優しい暮らしができるんです。

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