愛知県豊田市で家づくりにたずさわり80年
木の家とお庭 梅村工務店 

コラム

梅村工務店は愛知県豊田市を中心に新築・リフォーム・店舗・リノベーションを手掛けている地域密着の工務店です。
「自然と寄り添う・家族と寄り添う」そんな家を手掛けています。
2024-03-10 10:00:00

暮らしと出逢う『はらっぱ』ってなぁに? 

現在の事務所から歩いて20歩先に、築60年の古民家があります。

そこは、裕子社長が幼少期に暮らしていたお家です。

この古民家は全て壊して一から建替えるのではなく、使える建材をそのまま活かしたフルリノベーション工事をします!

完成したら、新事務所とみんなが集えるお店、季節の変化を楽しめるお庭ができます♪

そしてこのエリア一帯を総称して、暮らしと出逢う『はらっぱ』と名付けました。

★どうして、暮らしと出逢う『はらっぱ』という名前なの?

心地よい空間なら、きっとどこからともなく人が集まってくる。

そこで出逢った人と人が繋がっていき、そこで出逢ったモノは私たちにとって新たな発見となる。

日常の暮らしの中で、この場所がモノや人の素敵な出会いとなるように・・・との想いを込めました。

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↑ 工事前の様子。ツートンの瓦屋根

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↑ 工事前の様子。屋根裏の御幣

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↑ 工事前の様子。お風呂の天井とタイル画    

 

 

2024-02-19 10:00:00

習い事

歳を重ねると、何事も新しく始めることが億劫になります。

でも、どうしてもやらなくてはならないと話は別です。

ある時私は原因不明の痛みで手がしびれ、とうとう腕が30度も上がらなくなってしまいました。首のヘルニアとの診断で「もう治らないよ」と言われ、打ちひしがれていました。

そんなとき、「私、ヨガやってるよ、リモートで。」という知り合いとの雑談から一緒にヨガを始めることになりました。

自宅で一時間。画面の中の先生はゆっくりとなぜこの動きが必要でどのような効果があるのかの説明を交えて指導してくださいます。呼吸が浅く、息がしづらいと感じる日もヨガが終わるころには楽になります。

そして、上がらなかった腕は上がるようになりました。

まだ時々手がしびれますが、昨年末から新たに筋膜リリース(ヨガの先生がプレゼントしてくれました)を寝る前にすることで、その日の疲れを翌日に残すことなく毎日を送ることができています。

必要に迫られての事でしたが、始めるべき時だったのかもと思っています。

もし何か始めたいなら、今がその時なのかもしれませんよ。

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☝金沢まで行き、空の下でヨガをしました!開放感、最高です♡

2024-01-18 10:00:00

いまできること

大きな災害が起こりました。

心がざわついて居ても立ってもいられなくなり無力感に苛まれる事があります。

私だけ普通の暮らしをしていてよいのだろうか。

何かできることはないだろうか。

考えてもできることは限られていて、心が落ち着くことはありません。

そんなとき、私にこんな言葉をかけてくれた方がいました。

「明日何が起こるかわからないのは、私たちも同じです。今を精一杯生きることです。」

この言葉で私は心を落ち着けて考えることができました。

目の前にいる、離れて暮らす家族に。

仕事や地域など関わる人たちに。

まずは身近なところから。

今私にできることを精一杯に、生きてみようと思う年のはじめでした。

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2023-12-14 10:00:00

服の部屋

私の父は昔から自分の服は自分で管理していました。そのための小さな部屋があり、その中は普段着、背広、ネクタイと父なりに分けてありました。歳をとってもそれは変わりなく、母が他界しても服の管理で困ることはありませんでした。

今年の夏、父の希望でシャワー室とミニキッチンが欲しいということになり、父の服の部屋をそのスペースに充てることになりました。

それは長年あった父の服の部屋がなくなるということでもありました。

先日、シャワー室とミニキッチンの使い心地を聞こうとしたら、収納について話したいようでした。
「服がうまく収まらない。」とのこと。
確かに、三畳ほどのスペースにあった洋服を一畳ほどのスペースにしまおうと思うと、服を処分して減らしたとしても、うまくいかないのは理解できました。
そこで、突っ張りタイプの物干しでパイプを一本増設し、服を種類と季節で分類してみました。私は父の服の管理を手伝ったのはこれが初めてでした。

整理できたあと、父はにっこり。
「これならいい。」

歳をとってもちゃんとしておきたいという気持ちがある父を見て、私も嬉しくなりました。

父が機嫌よくいられるよう、もっといろいろ話をしてみようと思うのでした。

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↓父からメッセージ付きでプレゼント

2023-12-14 10:00:00

家の中が一年中快適な暮らし

一年中、家中どこにいても快適温度で暮らせるといいですよね。
ではどんな方法で一年中快適をつくるか。
①大掛かりな空調設備を付ける 
②小さな設備で快適温度をつくる
同じ温湿度でもその空気をどうやって作るのかによって、
必要な費用や設備を設置する場所の確保など色々と考えることが変わってきます。
私たちは後からの事も考えると②の小さな設備で快適空間をつくる方法をご提案しています。

小さな設備とはなにか。それは家庭用ルームエアコンです。
一般的に家庭用のルームエアコンをお家に設置するってなると各部屋に一台づつといった感じだと思います。
でもこれでは先ほどの小さな設備ではなくなってしまいます。
エアコン購入取付費用だけで50万以上なんてことも・・・
なので私たちはルームエアコンもできるだけ台数を少なくて済むようなご提案をしています。

先日お客さまとの打合せでこんなお話になりました。
築30年近くのお家にお住まいだったお客様。
今回新築でお家を検討されているのですが、
これまでの生活からイメージする空調と私たちが提案する空調(空調と暮らし方)に
ものすごくギャップがあり意識改革をしないといけないと。

それは、冷房・暖房は部屋ごとにするものから家全体で冷暖房することへの意識改革でした。
冷暖房は扉を閉め切って部屋ごとにするものと思っていたことを、
新しいお家では冷房も暖房も扉は出来る限り全部開けて家全体を快適にする。
こんなことを実践していただきます。

でもなんでこんな冷暖房の使い方をすすめるのか。
これまでのお家でこれをしてしまうと断熱気密が良くなので、光熱費が大変なことになります。
でも私たちがつくるお家は断熱や気密の性能がいいことに加えて、
冬は太陽の熱をしっかり取り込んだり、夏は逆に熱い日差しを家の中に入れない工夫や
吹抜けなど空気が家中に回るようなプランをご提案しているので
エアコンも少ない台数で家中快適温度をつくることができるからなんです。
そしたらエアコンの台数も少なくていいし、光熱費だって抑えることもできます。

だたし、これを実現するには住む人の協力や理解も必要で、
冬の日が出ている時間は出来るだけカーテン等を開けたり、夏は窓の外にシェードやすだれなどを付けるといった暮らし方が大切になります。
つまりお家の性能と住む人の暮らし方が合わさると、年中快適でおさいふにも優しい暮らしができるんです。

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