コラム
木の匂い
最近気づいたこと。
私は物心ついた時から木の匂いに囲まれていました。
家の前にはトタン葺きの作業場があり、内装に使うための木を削る機械にいれるとギュイーンという音がして、集塵機のなかにおがくず(木のくず)が集められます。
それは杉やヒノキの混ざった匂い。
父親が作業場の隣で丸太の皮をむくと松の匂い。
母親は上棟前に柱に紙を巻いていました。それは運搬中や工事期間中、柱を守ってくれる紙。紙を巻くのに使う《ふのり》という海藻由来の糊を柱に付ける時のヒノキの匂い。
生活のなかに溶け込んでいたから気づきませんでしたが、木の匂いに囲まれていたようです。
それは手作業から生まれる匂い。
職人さんや父や母が作業する匂い。
懐かしく、心地よく記憶に残っています。
分業化が進んで、手作業で加工することも減りましたが、まだおがくずの匂いだけは嗅ぐことができます。
家をつくる仕事から木の匂いが無くなりませんように。
そして、家をつくる仕事からは木の匂いがしますよと、伝えることのできる私でいたいと思います。
ただ今、解体工事中 その1
工事が始まり、順調に解体工事が進んでいます!
お家の中にあったキッチンやトイレはあっという間になくなってしまいました。
この後は、外壁を剥がしてスケルトンになりますよ♪
スケルトンになった状態を見学できる見学会も開催予定ですので
ご興味のある方は是非お越しくださいね★
暮らしと出逢う『はらっぱ』 みんなで地鎮祭
暮らしと出逢う『はらっぱ』ってなぁに?
現在の事務所から歩いて20歩先に、築60年の古民家があります。
そこは、裕子社長が幼少期に暮らしていたお家です。
この古民家は全て壊して一から建替えるのではなく、使える建材をそのまま活かしたフルリノベーション工事をします!
完成したら、新事務所とみんなが集えるお店、季節の変化を楽しめるお庭ができます♪
そしてこのエリア一帯を総称して、暮らしと出逢う『はらっぱ』と名付けました。
★どうして、暮らしと出逢う『はらっぱ』という名前なの?
心地よい空間なら、きっとどこからともなく人が集まってくる。
そこで出逢った人と人が繋がっていき、そこで出逢ったモノは私たちにとって新たな発見となる。
日常の暮らしの中で、この場所がモノや人の素敵な出会いとなるように・・・との想いを込めました。
↑ 工事前の様子。ツートンの瓦屋根
↑ 工事前の様子。屋根裏の御幣
↑ 工事前の様子。お風呂の天井とタイル画
習い事
歳を重ねると、何事も新しく始めることが億劫になります。
でも、どうしてもやらなくてはならないと話は別です。
ある時私は原因不明の痛みで手がしびれ、とうとう腕が30度も上がらなくなってしまいました。首のヘルニアとの診断で「もう治らないよ」と言われ、打ちひしがれていました。
そんなとき、「私、ヨガやってるよ、リモートで。」という知り合いとの雑談から一緒にヨガを始めることになりました。
自宅で一時間。画面の中の先生はゆっくりとなぜこの動きが必要でどのような効果があるのかの説明を交えて指導してくださいます。呼吸が浅く、息がしづらいと感じる日もヨガが終わるころには楽になります。
そして、上がらなかった腕は上がるようになりました。
まだ時々手がしびれますが、昨年末から新たに筋膜リリース(ヨガの先生がプレゼントしてくれました)を寝る前にすることで、その日の疲れを翌日に残すことなく毎日を送ることができています。
必要に迫られての事でしたが、始めるべき時だったのかもと思っています。
もし何か始めたいなら、今がその時なのかもしれませんよ。
☝金沢まで行き、空の下でヨガをしました!開放感、最高です♡