コラム
ただ今、解体工事中 その2
3月初旬から始まった解体工事は順調に進んでいます。
おもしろいくらいに、日に日に室内の壁がなくなり・・・設備が取られ・・・
気づいたら一部瓦も剥がされていました。
全体がスケルトンになるのも、もう間近ですね!!
完全にスケルトンになった姿を、3/30の古民家リノベ見学会にてじっくりと見ていただけます★
いつも近くを通るから気になっていたんだ~という方!
リノベって何?と疑問に思っている方!
ぜひ、今しか見れない景色をご覧ください。
↑ 奥に見えるお風呂場は浴槽もタイル壁も丸見え!
木の匂い
最近気づいたこと。
私は物心ついた時から木の匂いに囲まれていました。
家の前にはトタン葺きの作業場があり、内装に使うための木を削る機械にいれるとギュイーンという音がして、集塵機のなかにおがくず(木のくず)が集められます。
それは杉やヒノキの混ざった匂い。
父親が作業場の隣で丸太の皮をむくと松の匂い。
母親は上棟前に柱に紙を巻いていました。それは運搬中や工事期間中、柱を守ってくれる紙。紙を巻くのに使う《ふのり》という海藻由来の糊を柱に付ける時のヒノキの匂い。
生活のなかに溶け込んでいたから気づきませんでしたが、木の匂いに囲まれていたようです。
それは手作業から生まれる匂い。
職人さんや父や母が作業する匂い。
懐かしく、心地よく記憶に残っています。
分業化が進んで、手作業で加工することも減りましたが、まだおがくずの匂いだけは嗅ぐことができます。
家をつくる仕事から木の匂いが無くなりませんように。
そして、家をつくる仕事からは木の匂いがしますよと、伝えることのできる私でいたいと思います。
ただ今、解体工事中 その1
工事が始まり、順調に解体工事が進んでいます!
お家の中にあったキッチンやトイレはあっという間になくなってしまいました。
この後は、外壁を剥がしてスケルトンになりますよ♪
スケルトンになった状態を見学できる見学会も開催予定ですので
ご興味のある方は是非お越しくださいね★
暮らしと出逢う『はらっぱ』 みんなで地鎮祭
暮らしと出逢う『はらっぱ』ってなぁに?
現在の事務所から歩いて20歩先に、築60年の古民家があります。
そこは、裕子社長が幼少期に暮らしていたお家です。
この古民家は全て壊して一から建替えるのではなく、使える建材をそのまま活かしたフルリノベーション工事をします!
完成したら、新事務所とみんなが集えるお店、季節の変化を楽しめるお庭ができます♪
そしてこのエリア一帯を総称して、暮らしと出逢う『はらっぱ』と名付けました。
★どうして、暮らしと出逢う『はらっぱ』という名前なの?
心地よい空間なら、きっとどこからともなく人が集まってくる。
そこで出逢った人と人が繋がっていき、そこで出逢ったモノは私たちにとって新たな発見となる。
日常の暮らしの中で、この場所がモノや人の素敵な出会いとなるように・・・との想いを込めました。
↑ 工事前の様子。ツートンの瓦屋根
↑ 工事前の様子。屋根裏の御幣
↑ 工事前の様子。お風呂の天井とタイル画










