コラム
激動の時代の建物
最近、明治時代にはまっています。
以前から好きだったのですが、明治時代の建築家 妻木頼黄の小説を読んでからさらに興味がわくようになりました。
それまで武士だったり、何者でもなかった人たちが時代に求められて海外の建築を学び日本の伝統や風土、
その土地の特徴をとらえながら町をつくり、産業をつくっていったのです。
そんな明治時代の建物を見ることがライフワーク化してきました。
今、変革の時と言われたりもしますが明治時代の変化からしたら動じている場合ではないと思ってしまいます。
明治時代の建物を見ていると、日本が近代国家ですよと海外にアピールするためのものがあったり、
産業をしっかりとやっていくための堅牢なものがあったりします。
私が妻木頼黄を好きなのは、堅牢なものも使う人のためを思って細やかに設計することで、永く使いやすいものになっているところ。
そして子弟や取引先を大切にするところ。
今残された文献でしか知ることができないので私の思い込みも入ってますが。
変革の時代も大切なことを忘れず、地に足を付けていきたいと思います。
もうすぐOPENHOUSEが開催されます!!
こんにちは!広報新人の小島です。
先日、梅村工務店で建てていただいたお施主様の完成間近のお家に入らせてもらいました!
無垢の床にクロスは紙のクロスを使用されていてこだわりたっくさん。
お施主様はいつもお世話になっている塗装屋さんで自分のお家も自分で全室塗装されていました☆
こだわりの造作キッチンはⅡ型で作業スペースがすっごく広くて、階段をのぼってすぐに家族の共有スペースがあり、
一番びっくりしたのは防音室がある事です!!!窓も2重になっていてドアの隙間もないよう普通のドアとは違うんです。
このお部屋では大きなスピーカーを置いて音楽を楽しむそうです。
趣味を思いっきり楽しむお部屋があるなんて最高ですよね♪
これこそ注文住宅の素晴らしいところだと思います!
ぜひみなさんに見て欲しい!!ということでこだわりたくさんのお家の完成見学会が開催されます。
■■見学会■■
OPEN HOUSE 完成見学会
2月22日㊏~2月24日㊊㊗
10:00~16:00
予約制
参加費:無料
場所:豊田市亀首町
※詳細はご予約時にお伝えします
家族の想いが詰まった上棟に感動
こんにちは!広報の新人、小島です。
先日、入社して初めて上棟に立ち会いました。
職人さん方のすばやく丁寧できめ細やかな作業。
お施主様の目がキラキラして楽しみが伝わってくる姿。
全てに感動しました☆
朝は雪が降っていましたがだんだんと晴れていきました!
建物内に入れるようになって1階部分をお施主様と一緒に説明を聞きました。
1本1本検査され、基準を満たした木たちがしっかりと立ちこれからこの家を守っていくんだと思いながら
大黒柱にも触らせてもらいました。
ご家族で「ここはあそこだな~」「私の部屋だ!」と周りながら嬉しそうに会話されていたり
上棟の時にしか見れない構造部分をたくさん写真とったりと
楽しそうなご家族を見ていると私も幸せになってきました♪
そしてお施主様が北海道出身ということで
素敵な差し入れもいただきました!本当にありがとうございます!
まだまだこれからですが
完成したお家でお施主様家族が幸せに楽しく過ごせますよう願っております☆
はじまりの想い
こんにちは。
今日は最強寒波と言われる日ですが、上棟をしています。
朝は雪が降っていましたが、お客さんの晴れパワーで寒いながらも青空がみえる気持ちのいい現場です。
ご縁をいただき、この日が迎えられたこと本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
家を建てる時には建てようと思ってから実際、形になるまでいろいろな乗り越えるべき壁があります。
その壁を乗り越えることができるのは、建てようと思ったはじまりの想いがあるからだと私は思っています。
今日は、はじまりの想い。私の祖父と父親の場合です。
私の祖父は大工修行を終え独立するか、という時に近くに中古の物件がでたと親方から聞き購入を決めます。
借家では床に畳はなく板の上にむしろを敷いて暮らしていたと聞いています。
新しい場所は茅葺屋根の建物。元は事業をされていた方の家で贅沢なしつらえの便器などもあったそうです。昭和16年のことです。
引っ越し当時、私の父親はまだ赤ちゃん。ひとつ上の叔母は歩いてもとの借家に帰ってしまうこともあったそうです。
太平洋戦争を経て、父親は中学を卒業して祖父の元で家業の大工修行をします。兄弟も多く、少しでも早く働くことが家族にとって重要な時代でした。
昭和34年大きな台風に襲われます。伊勢湾台風です。
真夜中、家がみしみしと音をたて雨水が入ってきます。家が倒れるかもしれないと家族で竹やぶにあった小屋に避難したそうです。
当時父親は19歳。まだ小さい兄弟もいて大変怖い思いをしたそうです。
そして昭和40年。家を建てることに。借入や、材料の工面など話は尽きませんが、家族の待望の新しい家が建ちます。
それが今も敷地内にある建物です。
そのときのはじまりの想い。
家族が安心して暮らせる家を建てた祖父や父。
60年を経てリノベーション工事をしながら思うことがあります。
材料にお金をかけることはできなかったけれど、手間は惜しまずに工夫して建ててくれたのだと。
安心して暮らせるとは
建物の形であり
素材の使い方であり
丈夫さが長持ちするひと手間であり。
残してくれた建物から教えられることがたくさんあります。
それははじまりの想いがあったから。
家を考える時、はじまりの想いはひとそれぞれです。
その想いのひとつづつに意味があります。
それを忘れず、家づくりをすることが大切なのではないでしょうか。
そしてそんな想いの近くにいられる家づくりの会社でありたいと考えます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
薪ストーブでつくる焼き芋
こんにちは!広報の角池です。
私たちの工務店には、薪ストーブが入った小屋があります!
先日、この薪ストーブで焼き芋を焼きました♪
ポイントは直火ではなく、※熾火(おきび)にすることです。
※炎を上げずに芯の部分が赤く燃えている状態
15分ほどで、美味しい焼き芋が完成!
お客様にも食べていただきましたが、大好評♡
ただ・・・最初は薪ストーブに悪戦苦闘したものです💦
着火はするものの、火が大きくならない。
日常で薪ストーブを使う現場監督に指導を受け、空気の通り道が肝心だということを知りました!
皆様にも小屋や薪ストーブを楽しんでいただく機会を・・・という事で、イベントを開催しますよ。
🔳🔳体験会🔳🔳
暮らしと出逢う体験会
~小屋と薪ストーブを愉しむ~
2月8日(土)
①10:00~ ②13:00~ ③15:00
参加費:1組500円
場所:豊田市亀首町町屋洞38番地 梅村工務店
※予約制