コラム
新事務所 暮らしと出逢う”はらっぱ”お披露目会
うめcameマルシェ無事に終えました☆
こんにちは。広報小島です!
9月28日に『うめcameマルシェ』無事に開催する事ができました!
300名近くの方々にお越しいただき賑やかな一日となりました。
梅村工務店は端材を使ったワークショップとうめの駄菓子屋さんを出店しました☆好きな駄菓子を一生懸命選ぶ僕。弟くんのために選ぶお兄ちゃん。そして端材で車を作ったり、ワンちゃんを作ったりと、たくさんの笑顔を見ることができました(^^)
他の出店者さんたちもワークショップで一生懸命つくったり、かわいい雑貨を買ったり、おいしいごはんを食べたりと来てくださった皆様に素敵な出逢いがあったかなと思います♪
皆さまありがとうございました。
今後もマルシェを開催していきたいと思っておりますのでまた是非遊びに来てくださいね♪お待ちしております!
はらっぱ
会社の敷地内にあるかつて住んでいた家は、この20年程は賃貸住宅として、または大きな物置として使っていました。「リフォームをして何かを展示したらどうかな?」という気軽な気持ちで考えたはずdふぇしたが、屋根と梁、柱のみ残して、新たに手を加え生まれ変わらせることに。
かつては蛇やネズミに出くわしたり、シロアリに食われていたり、一部雨漏りもあった家。
賃貸していた時は、「寒すぎて家の中で寝袋で寝ました」などの言葉をいただいたこともありました。
昔の建物は地震に弱いと思って計画を進めていましたが、シンプルな田の字の間取りだからこそ、強くするための力を伝えやすい構造でもあると気づく場面もありました。
窓の位置や屋根・庇など、抗えない自然とともに生きていくための知恵は活かしつつ、外と中の区切りはしっかりと…。
リノベーションモデルハウス兼事務所という形ででき上ったこの建物を、私たちは”はらっぱ”と名付けました。この場所がいろいろな人の集まる場所となったら嬉しいです。気軽にお越しいただける機会を増やしてまいります。どうぞよろしくお願いします。
素敵な吹き抜けでコーヒーでも。
祖父の想い
「ミシミシという音がして雨もりしたんだよ。」「草屋根の家はしなってとても中にいられる状態ではなく、家族9人で竹やぶの小屋に逃げたんだ。」
防災の意識が高まるこの時期、おばや私の父は怖かった記憶をまるで昨日のことのように話してくれます。1959年(昭和34年)9月伊勢湾台風のことです。
この地で独立した祖父は父親と一緒に大工として建築業を営んでいました。カッコよさよりも丈夫さを地で行く頑固者の祖父。丈夫な家の大切さを身に染みてわかっていたのかもしれません。
その後、草屋根の家から瓦屋根の家に建て替え、家族で暮らしていました。60年経った今年、その瓦屋根の家を屋根と柱だけを残して改修しました。
ひとつひとつ家を分解していると、なかなか外れない部分がありました。”ほぞ”という木と木を組み合わせる部分がしっかりとしていて、なかなか外れなかったのです。家が建って60年を経て気づく、祖父の想い・・・。
「建物は人よりも長生きするんだよ」と、祖父に改めて教えてもらった気がしています。








