コラム
家づくりは街づくり
弊社で働いてくれているKさん。
先日外構工事でカーポートを作ったのですが、
「もしかして家より外構の良しあしで家が素敵に見えるかが決まる?」と思ったそうです。
そうなのです。
素敵な建物も外構がなにもないと、なんだか寂しくなり、外構が素敵ですと建物が何倍も輝いて見えます。
なので私たちも建物を建てる際は、必ずお庭の提案を一緒にさせていただいています。
道路からお庭を望んで建物がある場合、建物にも奥行きがでて、室内からお隣りの建物側や、道路を望んだ際お庭があることで心理的にも視覚的にもワンクッションある安らぎを感じます。
また、お庭に咲く花を季節ごとに眺めたり今の時期ですと新緑の美しさは何ものにも代えがたい心地よさがあります。
そして、その心地よさは住まい手さんだけでなく道路からお庭を見ることができるご近所さんや通りがかりの車の方などさまざまな方に伝播してゆきます。
それが一件の家だけでなく街全体に広がっていったらどんな素敵な街になるのでしょうね。
私はそんな未来を夢見て事務所周辺の外構を計画しました。
庭を見るたび新しい喜びを感じることができて本当に心が豊かになる想いでいます。
先日は自転車のご婦人がお庭をみておられたので、中をご案内させていただきました。
「もう自分ではそんな世話ができないから眺めて楽しませてもらってるの。」と。
そんな楽しみ方もあるのだなぁと嬉しくなりました。
〈雨上がりのお庭〉
お庭見学会開催中です♬
家の敷地と水の流れを計画する。
先回、庭は欲しいというお話の中で、庭にあえて山や池をつくる昔のお殿様の話をしました。
今回は敷地についてです。
家の敷地というと平らなものを想像されるかも知れませんが、自然界に平らな地面というのはほぼ存在しません。
岩や山があり川が流れて地面がつくられていくのですが、その中でどうしても水の流れのように地面は形作られていきます。
ブロックなどで土留めされた土地が平らなのは人工的に作られたものです。
平らだと、当たり前ですが水がうまく流れず水たまりができたり不都合があります。
これを解消すために排水するための枡を設けたりします。
なんだか本末転倒ですよね。
私は、水の流れが自然にできたら余分な枡も必要なく建物と敷地の関係も自然に近づいてとても豊かな風景ができるのではないかと考えています。
車や人の行き来も自然で、かつ暮らしに彩をくれる庭からは樹木や山などがみられる。
そんな風景が浮かぶ敷地を見たとき、とてもワクワクします。
今から家を建てられる方、敷地探しをされている方。
土地探しの時に、家と敷地と水の流れの関係を一度考えてみられたらいかがでしょうか。
やすらぐ場所
皆さんは出かけようと思う時、どんなところに行きたいですか>
私は”景色の良い場所”
が頭に浮かびます。
広々とした空、眼下にあるのは水辺の風景、木陰から見える街並み。
とかく便利さを求めて、まちは変化の少ない風景へと変わってくるにつれて
景色の良い場所は少しづつ失われているように思います。
かつて、お殿様たちは庭園を造る際、山を作り池に橋をかけ、遠くに旅をしなくても
心のやすらぐ場所を好んで住まいをそばに置きました。
そこで茶会を開いたり、舟遊びをすることが来客への特別なおもてなしでもありました。
私たちは日々、仕事に追われる中でやすらぐことのできる場所を無意識に探しています。
それが、家であれば出かける機会を待たずに自分をリセットすることができるのではないでしょうか。
私が家に庭があってほしいと願う理由です。
こう思うのは私だけではないはず、、。
1人でも多くの方がやすらぐ場所にたどりつけますように。
ユニットバスの代替え案
過日、TOTOさんの”ユニットバス受注停止”という連絡を受け驚いたと同時にそれならば”薪で五右衛門風呂”にしよう。
とふざけた代替え案を出してみた私です。
社内でこの話をしたので
「お風呂は寒くないのですか?」とか
「ヒートショックにならないですか?」と真面目な質問を受け、
「うーん、断熱しだいかな?」
などとあやふやな答えで全く答えにならない社長でした。
ダメじゃん!
ここからは私見として、、。
能登半島地震の際、いち早く営業を再開された珠洲市の銭湯「海浜あみだ湯」さん。地下水と薪ボイラーでの入浴提供は貴重なものとして当時も、今も地元で大切にされているとNHKのドキュメント72時間で放送されていました。
資源のない、エネルギーのほとんどを輸入に頼る我が国で、輸入しなくてよいものを活用するすべを私たちは身につけなくてはいけないのではないかなと思います。
それは木材であったり、水も大切な資源です。
石油が無くても大丈夫!と言えたらもっと私たちは自由になるのではないかと思う今日この頃でした。
やすらぐ場所
約20年前に販売させていただいた土地。
時を重ね、人生の節目を迎えられ新たな選択を。
ご主人と大切にされてきた場所を手放す決断をされ、私どもの会社で売却のお手伝いをさせていただくことになりました。
場所は国道301号線を東へ向かい、下山地区を抜けて岡崎市に入ったところです。
現地には小さな休憩小屋が建っています。
奥様はご主人と二人で、畑をしたり、庭で果樹を育てたり、大切な時間を過ごされたと伺いました。
実際現地に行ってみると、行くまでの道中も含め樹々がもこもこと新緑を競り合い、なんとも言えない良い空気が漂っていました。
お隣りの方はニワトリや
ウサギを飼われて
楽しんでおられました。
帰り道、下山の里で五平餅を買おうとお店に入ったらすごい人で
みなさん、新緑の季節を楽しみに来られたのだなと思いました。
とかく、物騒なニュースが多い世の中ですがやわらぐ場所を誰しも求めたいものです。
旅に出る、温泉に入る、それも大切ですが落ち着ける場所はそんなにたくさんはなくて、
「やっぱここだよね。」と大切な人と言い合えるのはかけがえのないことなのでは、、。
と思ってしまうのでした。
今回の販売物件はコチラです。

