コラム
"居さる"場所
ふと見つけてしまったこの言葉。
〇〇さるという使い方で、自分は意図していなかったのに〇〇してしまった。
という時に使う北海道や東北地方の方言らしく、
「このボタン押ささる・押ささった」(思わずおしてしまった)的に、使用するようです。
私は建物を扱う仕事をしていますが、もし携わった方から、
「この場所居ささっちゃうんだよね」と言われたらどんなに嬉しいかと思いました。
”意図せずにそこに居てしまう。”
が”居さる”であるなら最高の誉め言葉ですね。
よく建築界隈では
”設計者の意図”という言葉がありますが、それは設計する人が意図してこんな人がこう使うというものです。
もしそういう思いで作った場所に”居ささっちゃう”としたらフフフと笑うことでしょう。
これはYUIさんのチェリーの
「恋しちゃったんだ たぶん 気づいてないでしょう?」くらい
その対象となった人や場所は喜ぶことでしょう。というものです。
〇〇さるの使い方がこれで合っているのか?はわかりませんが、
意図せずそうしてしまう。~(対象物・人)のせい。
というのはなんともかわいくて、責任転嫁な憎めない言葉だと思い、ここに書いてみました。
いつもありがとうございます。
PIPOでコラムを書き始めて、ちょうど7年になります。
好き勝手に書いているのに、許してくださる編集長と変わらず読んでくださる方々があって続けることができました。
昨年、「最初の頃から読んでいます」そう言ってくださる方がリフォームのご相談びお越しに。年末にお会いした際、「来年はいい年にしましょうね」とあたたかい言葉もいただいて心がほっこりして感謝の気持ちでいっぱいになりました。
毎日の暮らしの中で心や体の健康があって初めて暮らしを楽しむことができるのではないか?そういう思いからコラムを書き始めました。
悩んだとき、ふと思い出してもらえる存在であることは、私が夢に描いていたことです。
自分では答えにたどり着かないことが、ふとしたきっかけで解決に向かうこともあります。人生相談みたいになってしまいました。
私の姿を見かけたら「読んでます」と一言いただけるだけでも嬉しいです。
はらっぱの店にもお気軽にお越しくださいね。
これからも変わらずお読みいただけましたら幸せです。
皆様の暮らしが楽しさであふれるものであることを願っております。
新年のご挨拶
新年、あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
私たち梅村工務店は、
新築も、リフォームも、リノベーションも、
どれも「暮らしのこれから」を考える仕事だと思っています。
永く住まわれてきた家には、
その土地の気候や風土、
ご家族の重ねてこられた時間が刻まれています。
私たちはそれを壊すのではなく、
活かし、整え、次の暮らしへつなぐことを大切にしています。
昨年は、
住み継ぐ家の改修や、
学びを通していただいたご縁からの新しい取り組みなど、
改めて「現場を通して考えること」の重要さを感じる一年でした。
図面や数値だけでは測れない部分に、
住まいの本質があるのではないかと気づく場面もありました。
今年も、
一棟一棟の建物と丁寧に向き合い、
地域の皆さまの暮らしに寄り添う工務店で在り続けたいと思います。
住いのことで迷ったとき、
ふと思い出していただける存在であるように。
本年もどうぞよろしくお願いします。
2025。1年ありがとうございました。
今年も1年、さまざまな方のお住まいと向き合ってきました。
新しく建てる人、
住み継がれてきた家、
次の人へと引く継がれていく家。
どの住まいもにも、
過ごしてきた時間と、
言葉にならない想いが宿っています。
私たちの仕事は、
「きれいにすること」や
「新しくすること」だけではなく、
その想いをくみ取り、
これからの暮らしにつなげていくことなのだと、
今年改めて感じました。
住まいは、人の人生のすぐそばにあります。
だからこそ、じっくりと考えて、タイミングをとらえて
住まわれる方とその家にとって一番良い”カタチ”を
探し続けていきたいです。
今年も多くの方々に支えられ、
学び、考え、手を動かす1年でした。
関わってくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
来年も、
住まいと暮らしの想いを大切にしながら、
一歩ずつ、歩んでまいります。
どうぞ穏やかな年末年始をお過ごしください。
住まいを、暮らしをつなぐ
昨年の年末、「家を売りたいのだけど」とご相談をうけた一棟のお住まいがありました。
今年、その建物の販売を梅村工務店でお手伝いさせていただきました。
薪ストーブのある、とても味わい深いお宅です。
炎のある暮らしを大切にされてきたことが、家の佇まいから自然と伝わってきました。
一方で、外部の木部は年月を重ねて傷みも進んでいました。
正直に言えば「この状態でご縁があるだろうか」と思う場面もありました。
けれど梅村工務店では、”古くなった部分も含めて家の履歴”だと考えています。
直せるところ、手を入れるべきところ、そして「そのまま残した方がいいところ。」
そんな住まいの見立ても、私たちの大切な仕事です。
ご縁がつながったのは、ご近所に実家のある娘さんご夫婦でした。
この家のことも、土地のことも前々からご存知だったとのことでした。
この家の薪ストーブにまた火が入り、ご家族の暮らしを照らしていくことを思うと本当によかったなと思います。
お庭の工事など、まだ少し手をいれるところは残っていますが、「売って終わり」ではなく暮らしを見守り続けていられることが嬉しいです。
薪ストーブが大好きな監督、大地もこちらのお宅には深く関わってきました。
炎との付き合い方を知る監督がいることにも、お客様は安心していただけたのかなと思っています。
住まいは、つくられ、守られ、また次の方へと引き継がれていきます。
私たちはこれからも”住まいを、暮らしをつなぐ”工務店で在りたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
お家の事なんでもお気軽にお問い合わせください。





