愛知県豊田市で家づくりにたずさわり80年
木の家とお庭 梅村工務店 

コラム

梅村工務店は愛知県豊田市を中心に新築・リフォーム・店舗・リノベーションを手掛けている地域密着の工務店です。
「自然と寄り添う・家族と寄り添う」そんな家を手掛けています。
2024-08-29 12:30:00

これはしません

 

私たちの会社で「どんなことがあってもこれはしない」と決まっていることがあります。

 

それは“後からはできないこと”をやらないで済ますことです。

 

新築の場合それは

基礎工事の下の地盤補強であったり、建物の構造強度であったり、耐久性に関する部分であったりします。

リノベーションやリフォームの場合には、

ひとつの例を挙げると塗装工事の下地の部分があります。塗装工事は塗装そのものよりも、下地の状態に応じた処理が大切になってきます。

時には塗装だけでは処理しきれず、大規模な修繕を提案しないと長期的に見てまたお金がかかってしまうというケースもあります。

 

そんな時、「そんなにかかるの?」と思われることを提案しなければならないことがあります。

 

塗装工事は価格競争のような時代で、かなずしも私たちの提案が安くない場合があります。

 

でももしその下地をその場しのぎで一時的に直して塗装をしたら、将来今施工する塗装さえ無駄な支出になってしまいかねません。

 

なので私たちは、“後からできないこと”は“今提案”することにしています。

もし何か家のことを考える機会にこのことを思い出していただけましたらと思います。

2024-08-29 12:00:00

手づくりのすすめ

 

私はどうも“手づくり”という言葉に引き寄せられる習性があるようです。

“手づくりのすすめ”という本には豆腐、みそ、しょうゆ、こんにゃく、パン。麹のつくり方も書いてありました。

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昔はその土地それぞれの採れたものをどう保存し、おいしくいただくかということを試行錯誤し、できたものがいまの私たちの食生活のルーツになっています。

お盆休み、初めて味噌をつくってみました。一か月ほどしたら様子を見ると書いてあったのでその時を楽しみにしています。

私たちの家づくりもどこか手作りの要素を忘れずにいたいと考えています。

機械的にできることの良さもあるかと思います。

でもひとつその人の工夫であったり考えが入るだけで永く使えたり、味わいが出たりすること。

そんな“手づくり”の考え方を大切にしたいし、残していきたいとこの本を読んで改めてそう思いました。

 手づくりに出会えるイベント うめcameマルシェ

 

2024-08-18 14:36:00

お盆休みの過ごし方

相変わらず猛暑日が続いてますね。

昨日から梅村工務店もお仕事を開始しています。

 

さて今年のお盆休みは、

家族で東京の国立科学博物館と東京国立博物館に行ってきました。

 

小4の息子は恐竜や石、動物とかも好きなんですが、

2年程前から古い建物(神社仏閣やお城、重要文化財的な建物)にも興味があって、

今回のお休みはどちらも楽しめる場所として以前から気になっていた

国立(科学)博物館に行くことにしました。

 

家族の予定が少しバラバラだったこともあり、日帰りの強行スケジュール。

早朝出発し9時の開館に間に合う感じでまずは国立科学博物館へ。

 

息子は恐竜の化石や鉱石、剥製など興味のあるものがとにかくたくさん。

科学博物館で一日潰れてしまうくらいかなと思ってましたが、

東京国立博物館にも行きたいとなり、すぐ近くにあるので移動することに。

 

展示してあるものが子供が見るにはだいぶ渋めな展示が多いのですが、

息子は展示してある浮世絵や屏風画や扇画など

写真撮影がOKな作品をたくさん撮っていました。

 

後からたくさん撮影していた理由を聞くと「キレイだなと思ったから」と。

昔の人が描く美術品を『キレイ』と感じることに少し驚きましたが、

新たに彼の関心事に気づくことが出来て嬉しかったです。

 

私は展示物よりも建物を眺めるのが楽しくて・・・

ステンドグラスや大理石の大階段、天井や壁の細かなところに施された装飾など

外観も内観も魅力的でした。

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次回の旅行は春休みに泊まりで少し遠くに行く予定。

次は何を見に行くのか、今から息子と相談です!

2024-08-18 10:00:00

夏を旨とすべし

“家のつくりやうは夏を旨(むね)とすべし”

鎌倉時代の随筆集にある一節です。

私は「開放的な間取りで通風をよくしよう」という意味にとらえてますが、

現代風“夏を旨”とはどうしたら良いのでしょうか。

クーラーも扇風機もない時代、暑い室内にそよぐ風は貴重。

かつて日本の住宅ではいかに室内に風を呼び込むことができるか考えられてきました。

京の町屋ではウナギの寝床のような縦に長い建物で、表通りから裏手にある中庭まで土間が通っていました。

中庭は外部に面しているので、風は室内を抜けて中庭の空に向かって上空に動くイメージです。

現代の住宅でそのように風が動くかというとなかなか難しいかと思います。

ですがクーラーだけに頼った冷房はどうも気が進まないという方も・・・。

そんな時は昼間の暑い時間帯に家じゅうの窓やカーテンを閉めてどこかの部屋のクーラーを一台だけ使ってみてください。

『ゆる全館空調』です。

クーラーが苦手な方は、直接の風が苦手なのだと思います。

この方法で少し暑いようでしたら、使用するクーラーの台数を増やしてみる。

よく使うスペースだけでも同じような温度にできたら部屋を閉め切らなくてもよくなり、

クーラーの直接風にあおられることも少なくなります。

まだまだ暑い季節は続きます。

よろしければお試しください。

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2024-08-05 10:00:00

とよたSDGsミライ大学 子供向け講座

こんにちは!広報の角池です。

毎日「暑い」しか言ってないんじゃないか?と思う今日この頃。

1回暑いって言ったら100円没収なんてゲームやったら、一瞬で無一文になりそうな今年の夏💦

そんなあつーい夏休みの真っ只中。

8/3㈯に弊社の小屋IKOYAにて、とよたSDGsミライ大学 子ども向け講座が開催されました!

捨てられていた木の屑『おがくず』を使って着火剤をつくるワークショップです。

小学生、中学生の子どもたちに参加していただきました★

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当日はおがくずが出てくる所を作業場で見学しながら現場監督のお話を聞き

その後は実際に大人の手を借りないで着火剤づくりをしました。

最後には裕子社長から『森林が環境にどれだけ必要で大事なものなのか』という話を

聞いてもらいました。

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子どもたちが最後に書いたアンケートには【捨てる前に、何か他に使えないか考えてみたい】という感想が!!

これには感動した私たちです。